ライフレイ、フルカスタマージャーニーをサポートする、新しいデジタルエクスペリエンス構築ソフトウェアを提供開始

Liferay DXP 7.1、Liferay Commerce、およびLiferay Analytics Cloudで顧客インサイトに基づく最適なエクスペリエンスの構築、顧客の獲得と関係強化を支援

カリフォルニア州ロサンゼルス‐2018年7月10日発表(日本時間2017年7月11日発表) -エンタープライズ企業向けに優れたデジタル体験の構築をサポートするソフトウェアベンダーのLiferay, Incは、Liferay Digital Experience Platform (Liferay DXP)の最新バージョン7.1に加え、デジタルコマースとアナリティクス機能を備えた新製品『Liferay Commerce 』と『Liferay Analytics Cloud 』のリリースを発表しました(英語版のみ)。Liferay Commerceでは、B2Cのような購入体験をB2Bユーザー向けに提供できる豊富な機能を揃え、Liferay Analytics Cloudでは、ユーザーのタッチポイント全体に渡る詳細なデータ集計と分析を可能にすることで、より包括的なエンタープライズ向けデジタルソリューション構築がサポートできるようになりました。

Liferayのプロダクトマネジメント担当副社長であるEdwin Chung氏は次のように述べています。「お客様との関係は一回限りの出来事ではありません。 Liferay DXPの最新バージョンと新しいデジタルコマースや分析サービスは、企業が顧客のニーズをより正確に理解し、タイムリーなコンテンツを提供し、顧客と長期的な関係を構築するのに役立ちます。」

デジタルに精通した今日の顧客ニーズに応えるため、Liferay DXP 7.1ではコンテンツ配信チームが、コンテンツをより柔軟に作成できるようになりました。ビジネスユーザーはコードに触れることなく、既にデザインされている要素(フラグメント)を再利用して、Webページを自由に編集することができます。Web開発者はLiferay DXP内のコードエディタを使用して、フラグメントの作成または編集が可能です。また、普段使っている他のツールでフラグメントを作成し、API経由でLiferay DXPへインポートすることもできるため、よりユニークで価値のあるコンテンツ配信を効率的にサポートすることができます。
※Liferay DXP7.1の日本語版はまだリリースされておりません。英語圏のみのリリースとなっております。

新サービスのLiferay Analytics CloudはLiferay DXP機能と連携し、あらゆる顧客データを単一のビューに集約、顧客行動の詳細なインサイト獲得をサポートします。Liferay Analytics Cloudを活用することで、企業はコンテンツのパフォーマンスと、顧客の行動・興味に関するデータを詳細に把握し、より適切なタイミングで最適なコンテンツを提供できるようになります。この度リリースされるベータ版のLiferay Analytics Cloudは、Liferay DXPの顧客向けた、SaaSベースのサブスクリプションとして提供される予定です。
※Liferay Analytics Cloudの日本語版はまだリリースされておりません。英語圏のみのリリースとなっております。

Liferay Commerceは、ストレスのないコマース体験を顧客へ提供したいと願う企業向けに、一貫したWebエクスペリエンスと、効率化されたコマースプロセスの構築を可能にする製品です。この新しいサービスにより、BtoB取引ならではの複雑さを解決することができます。顧客は、目当ての製品を閲覧し、契約別の価格を入手したり、ワンクリックでの購入や再発注も簡単に行えるほか、組織内の別担当者へ購入権限を割り当てることができます。更に企業は、Liferay Commerceの機械学習機能を利用して、顧客の購買履歴を解析し、在庫や倉庫管理に関してデータに基づいた意思決定を行うことが可能になります。
※Liferay Commerceの日本語版はまだリリースされておりません。現在一部のLiferay DXPのお客様に限定されたリリースとなっています。



リリース製品の機能サマリ

  • パーソナライズされた動的フォーム

    Liferay DXP 7.1のフォームは、パーソナライズされた特別なエクスペリエンスを顧客へ提供できるよう、非常に柔軟な設計となっています。条件付きルールでは、フォーム項目の回答内容に基づいて、特定の項目を表示、または必須とするなど、フォームを動的に調整することができます。さらに、入力が完了した際に通知を送信するよう設定することもできます。要件によって追加のカスタマイズが必要な場合、開発者はAPIを使用して、カスタマイズした項目とルールを作成し、Liferay DXPへ展開することも可能です。


  • 柔軟なページ作成

    Liferay DXP 7.1では、ページの要素を「フラグメント」として保存し、あらゆるLiferayサイト内で再利用することで、必要なページを柔軟かつ少ない工数で作成できます。Web開発者はLiferay DXP内のプロフェッショナルエディタを使用して、フラグメントの作成または編集が可能です。あるいは、普段使っている他のツールを使用してフラグメントを作成し、API経由でLiferay DXPへインポートすることもできます。 新しいページエディタでは、実際の配置を見ながら、ビジネスユーザーでも簡単にコンテンツページのデザインをレイアウトできます。それらデザインを再利用可能なテンプレートとして保存したり、必要に応じて非構造的な新規ページも手ばやく作成できます。


  • 改善されたモバイルとクロスプラットフォーム開発

    Liferay DXP 7.1を使用する開発者は、Apache CordovaまたはXamarinで、Web用に設計された1つのコードベースからクロスプラットフォームアプリケーションを構築し、そのコンテンツをモバイルアプリへ埋め込むことで、開発時間を短縮できます。 Web用に設計されたサイトやアプリケーションは、追加コードなしでモバイル向けにレンダリングも可能になりました。


  • コマース

    Liferay Commerceは、B2Bの購買プロセスを効率化し、顧客の満足度を上げる為に設計された新製品です。この新しいサービスは、多くのB2B取引に見られる複雑さを解消します。目当ての製品を閲覧し、契約別の価格を入手したり、ワンクリックで購入や再発注も簡単に行えるほか、組織内の別担当者へ購入権限を割り当てることができます。企業は、Liferay Commerceの機械学習機能を利用して、顧客の購買履歴を解析し、在庫や倉庫管理に関してデータに基づいた意思決定を行うことが可能になります。


  • アナリティクス

    Liferay Analytics Cloudは、Liferay DXPと連携してあらゆる顧客データを包括的な単一ビューに集約し、顧客行動のインサイトを高める新しい分析ツールです。Liferay Analytics Cloudで提供する機能により、企業は個人の行動履歴やエンゲージメント、興味範囲を把握し、顧客インサイトを深めることができます。更に、サイトへのトラフィック経路を可視化し、経由元を簡単に識別することも可能です。Liferay Analytics Cloudは、Liferay DXPの顧客向けた、SaaSベースのサブスクリプションとして提供される予定です。


製品リリースについて:

日本でのLiferay DXP 7.1リリースは2018年秋を予定しています。

製品の詳細は以下をご覧ください。

https://www.liferay.com/products/dxp


Liferay Commerceは現在限定リリース中です。日本語版はリリースされていません。

製品の詳細は以下をご覧ください。

https://www.liferay.com/products/commerce


Liferay Analytics Cloudは限定地域のみ提供中です。日本でのリリースは2018年秋を予定しています。

製品の詳細は以下をご覧ください。

https://www.liferay.com/products/analytics-cloud


Liferay, Inc.について

Liferayは、Web、モバイル、その他あらゆるデバイスを通したデジタル体験を創造するソフトウェアを提供しています。Liferayのプラットフォームはオープンソースがもたらす革新性と合わせ、高い信頼性とセキュリティを兼ね備えています。我々は、ビジネスとテクノロジーによって、世界に優れた足跡を残すことを目指し日々活動しています。Liferayは、金融サービス、医療、政府機関、保険、小売、製造業および、その他の複数の業界で何百もの組織に導入されています。詳細はliferay.comをご覧ください。

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